いなか暮らしの嘘本当

老後は田舎で。子育ては田舎でと思っているあなたへ。意外な落とし穴もある田舎暮らしの注意点ともちろん田舎暮らしの良いところも発信していきます。

田舎に住むと生活費が安くなるという噂について①

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「れいほく田舎暮らしネットワーク」さんの冊子からの引用です。

こちらの金額を例として載せます。

 

一か月の生活費(4人家族の場合)合計 13万9500円(うちわけ)

■固定費 計9万3000円
・家賃(駐車場有)・・・3万円
・保険料・・・・・・・・・・・3万円
・電気代・・・・・・・・・・・1万円
・ガス代・・・・・・・・・・・・5000円
・上下水道代・・・・・・・・3000円
・携帯電話台(2台)・・・1万円
・インターネット代・・・・・5000円

■その他 計4万6500円
・食費・日用品・・・・・・・・2万5000円
・ガソリン代・・・・・・・・・・1万5000円
・交際費・・・・・・・・・・・・・6000円
・集落費・・・・・・・・・・・・・500円
☆自営業の方の国民年金、国民健康保険、税金は別途かかります

 

しかしですね、住む地域によって必要なお金は変わってきます。

個人的には、「ここの地域は安いな〜」と思ってしまいます。

 

例えば、私が住んでいるのは東北なのですが寒冷地なので、上記の金額に灯油代がかかります。お風呂のお湯とかも灯油のボイラーなので、冬場の光熱費と夏場ではかなり差があります。我が家では冬場は上記の金額に灯油代を+20,000円しなければなりません。これは家の広さなどにもよるので、一概になんとも言えませんがご参考までにうちは灯油のヒーターが3台です。

 

ちなみに、都市ガスなんてものもないので、移住政策を推し進めているど田舎はたいていプロパンです。そして、プロパンガスは都市ガスより高いことが多いです。

 

集落費というのも、先日記事をアップしたとおり場所によって違います。

 

mamaicecreamy.hateblo.jp

 

私が住んでいるところは月1,000円です。しかし、数年前までは二重価格で移住者はなんと2,000円でした!年間で考えたらバカになりません。移住してきた年長の方が自治会に掛け合ってくれていたので、一律の金額になりました。

二重価格って、どこの東南アジアの観光地なのか…

たまたま自治会長さんは理解ある方だったので、すんなり価格を直してくださったそうです。なんだか昔からの慣習で決まりごとに金額がずっと載っていたそうで、それまでそもそも外から人が入ってこなかったから誰も声を上げなかったという。(汗)

くわばらくわばら…

 

上下水道代もこんなに安くないです。

これは本当に自治体によって金額が全然違います。

こちらで自分が引っ越したいところの水道料金は確認したほうがいいです。

うちは転居してから知ってひっくり返りました。(笑)

 

あと、4人家族で食費と日用品が25,000円と書いてありますが、それはもともとそこに住んでいる人たちの場合なのじゃないかと思います。近所付き合いが上手くいき、なおかつ自分も畑をやれば食費はおのずとある程度は減りますが、職業によっては食費は特に減りません。ご近所さんがお野菜くれたり、お魚くれたりする分、やはり何か返さなければなりません。物々交換を上手くやれればいいですが、特に移住してきたばかりの最初の頃は自分の畑だって収穫がありませんから交換するものがないんですよ。

 

以上のことを踏まえて、田舎暮らしするには最低15〜20万円必要だと思われます。

(どうしても住む地域により差が出てしまうので、ご了承ください。)

 

これを見て高いと思うか安いと思うかはあなた次第です。

 

ま、私は引っ越してきて「田舎のがコストかかるじゃないかー!!!」ってなった一人です。(笑)その理由は追い追い…②に続きます。